お知らせ

合格(五角)座布団贈呈式(10月13日)

2015年10月14日
  三郷市の学区内にお住まいである恩田様、戸張様より、昨年度に引き続き本校3年生全員に「合格座布団」を贈呈していただきました!その感謝の気持ちを表して感謝状贈呈式を行いました。生徒による司会で開始し、校長先生よりこの座布団の主旨についてお話いただいたあと、恩田様、戸張様の順でご挨拶いただきました。

感謝状を贈呈後、本校の生徒よりお礼の気持ちをこめて「校歌」と「ふるさと」の合唱をプレゼントしました。

~合格座布団とは~

 東日本大震災後冬を迎えた2011年12月、寒さが厳しくなる中で未だに大変な生活をされている様子が報道されていました。
 そのような中、高校受験を目前に控えている岩手県釜石市立東中学校の3年生を激励しようと、三郷市から手作りの合格(五角)座布団を100枚届けました。
 同年3月、福島県広野町の方が三郷市に避難された時から、様々な支援をされてきた恩田誠一さん(上口在住)の呼びかけに、彦沢老人福祉センターの「編み物サークル」の皆さんと田中講師主催の「田中ニットサークル」の有志の方が賛同・協力して作られたものです。
 また、恩田さんは被災者の自立と支援のために、この座布団を釜石市で製造できるようにご尽力され、仮設住宅集会所の自主グループ「レインボー」の皆さんで制作されるようになりました。
 このように、被災地の多くの受検生を支援してこられた恩田さんは、市内の中学生にも同じように受験を乗り越えて欲しいと考えてくださり、主旨に賛同してくださった戸張さんとともに、昨年度に引き続き今年度も合格祈願の「合格(五角)座布団」を寄贈していただけることになりました。
 この座布団は、三郷市と被災地釜石市の方とをつなぐ心のこもったものです。この座布団の御利益にあずかり、すべての生徒が進路実現できますように・・・。