4月8日(火)268名の新1年生を迎えて・・・・
「入学式」での代表生徒からは、力強い「誓いの言葉」がありました。

○新入生誓いの言葉
春の明るい日差しのもと、私たち新入生は新しい制服に身をつつみ、北中学校の門をくぐりました。
本日は、私たちのために、このような立派な入学式を開いてくださり、ありがとうございます。
私たちは、6年間の小学校生活を終えて、今日、新たな一歩を踏み出そうとしています。
これから始まる中学校生活では、環境の変化や難しくなる授業への不安もありますが、新しい出会いや仲間と切磋琢磨する部活動、今までに経験したことのない学校行事などへの期待に胸を膨らませています。
小学校では、日々の学校生活や様々な学校行事を通して、自分を信じてやりきることの大切さ、仲間を信じて心を一つにすることの大切さを学びました。また、委員会活動に全力で取り組むことにより、物事を客観的に見ることができるようになったり、人前で自分の意見を自信をもって言えるようになったりと、自分自身の成長を実感することもできました。
中学校生活でも、様々な困難や課題があると思いますが、自分の考えや目標をしっかりともって、「学びを紡ぎ 夢を叶える北中学校」を支える一員として成長できるよう、精一杯努力していきます。
校長先生をはじめ諸先生方、温かいご指導をよろしくお願いいたします。
そして生徒会長からは、以下のような「歓迎の言葉」がありました。

○歓迎の言葉
暖かい春の日差しが校舎を照らす季節となりました。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。在校生一同、皆さんの入学を心待ちにしていました。
皆さんは今日、どんな気持ちで門をくぐったでしょうか。新たな生活への希望や期待を抱いている人もいれば、友達をつくることができるかな、中学校の勉強についていけるかなと、不安や緊張で胸がいっぱいな人もいることと思います。
中学校では体育祭や合唱コンクールなどの生徒が主体となって企画・運営する行事が増えたりします。学習面では、成績に大きくかかわる定期テストがあり、勉強も小学生の時より難しくなります。部活動では遠征に行ったり、最終下校時刻ぎりぎりまで練習したりと、小学校のころとの違いが多く、慣れない環境に戸惑うこともあるでしょう。どうしたらよいかわからない時は、遠慮なく、周りの先輩や先生方に聞いてみてください。分からないことがあるのは当然です。私たちもそうやって、先輩や先生方をたくさん頼り、助けられてきました。皆さんの不安や悩みが少しでも解消され、学校生活を全力で楽しむことができるよう、私たちがサポートします。
さて、そうは言っても中学生になると、今まで以上に悩むことが増え、葛藤するものです。2年前の私がそうでした。部活動や学習面、その他にやりたいこともあるけれど一歩踏み出せない人もいると思います。一方で、中学校生活の3年間は本当にあっという間に過ぎてしまうものです。そこで、3年間を悔いのないよう過ごすことができるように、私から2つアドバイスをしたいと思います。
1つ目「やらない後悔より、やる後悔」を大切にしよう!
まず私が伝えないのは、今の不安な気持ちを力に変え、ぜひたくさんの挑戦をして欲しいということです。挑戦したいと思えたのに、怖がってしまって踏み出せないのはもったいないことです。失敗してしまうこともあるでしょう。けれど、「やらない後悔より、やる後悔」この言葉のように、何もしなければもちろん後悔するでしょうが、挑戦すれば何かしらの経験が残り、後の自分のためになります。何もやらなければ、失敗したという経験も得ることができません。少しでもやってみたいと思えたのなら、その時がチャンスです。失敗してもオッケー!まずは挑戦してみましょう。そして、学校生活を目いっぱい楽しんで欲しいと思います。
2つ目「明るい挨拶」を心がけよう!
北中学校には「あじさい運動」というものがあり、「あじさい運動」の「あ・・・明るい挨拶」は、北中学校の大切な伝統です。隣の人や友達になりたいと思う人に、とりあえず挨拶してみましょう。不安な気持ちはみんな同じ、そこから会話が始まり、新しい出会いのきっかけになるかもしれません。明るい挨拶は、自分や周りの人を笑顔にしてくれるもの。一人一人が挨拶を大切にし、北中学校の伝統を一緒に築き、守っていきましょう。
最後になりましたが、皆さんの学校生活がより充実したものになるようお祈り申し上げ、歓迎の言葉といたします。本日はご入学、誠におめでとうございます。
〇新入生の皆さんにとって、これからの出会いがより良いものとなることを願っていたいと思います。
