お知らせ

平成27年度離任式~お世話になった先生から、贈る言葉~

2015年05月10日
※文字数および録音のノイズ等で聞き取れなかったところなどを途中で省略しております。ご了承ください。また、音声での公開予定はありません。

(山本先生)とても今日という日を楽しみにしていました。お別れも言えずに出て行ってしまったので、どうしているかなとすごく心配でした。(中略)こんなにきちんとできる学校はあまりないんだなと思いました。私は今吉川の中央中学校で勤務しています(中略)。今日は何を言おうかと考えてきましたが、ひとつの言葉を贈りたいと思います。この言葉は、私が先生になろうと決めたきっかけとなった恩師の先生の言葉です。「人間(じんかん)到るところ青山あり」じんかんとは人間のことで青山とはお墓のことです。人間界ではどこでもお墓を作れるということから、いろんなことに躊躇せずに飛び込んでいきなさいということです。私が北中を出て中央中でバドミントン部を持つことになった時すごく不安でした。しかしまずはやってみる(中略)その言葉を胸に日々がんばっています。みなさんも新しい環境でも恐れずに何でもチャレンジしてみてください。1年間という短い時間でしたが、楽しい時間を過ごすことができありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。
(伊藤先生)みなさんご無沙汰しています。1年生のみなさんははじめまして。(中略)まず北中に戻ってきてみて、久しぶりに感じたことは、全体で集まったときのみなさんの姿勢のすばらしさ、あとは無言で待てる、我慢できるというその力は、何物にも変えがたい価値があると先生は思います。ぜひ北中の誇りとして続けていっていただきたい。(中略)今年から着任したS先生は、僕の中学1年生からの数学の先生でした。職業柄このような出会いの機会はあるのですが、こうしてこのような形で出会えるというのは、生徒の立場としては本当にうれしいことのひとつです。みなさんは今座っている隣や前後にいる友達が一生の仲間になることもあるでしょう。(中略)貴重な北中での3年間で大きく飛躍してほしいと思っています。今彦成中学校で勤務しています(中略)。これからも(いろんなことに)臆せずに立ち向かっていってください。夢をかなえられる北中生であってください。今日はこのような機会を設けていただきありがとうございました。みなさん、お元気で。
(坂本先生)こうしてみると、卒業式の練習等でみんなの前に立っていたことを思い出します。あの時は特に緊張しませんでしたが、今日は物凄く緊張しています。なぜか、みなさんがこれだけきちんと並んで先生の話に耳を傾けてくれている、歌の練習のときとはぜんぜん違う。これから歌うぞ、ではなくみなさんに何を聞かせようか、それを考えるだけですごく緊張します。4月から三郷市立栄中学校英語の先生として勤務しています。(中略)先生からみなさんに贈る言葉というのは、実はありません。みなさんが大切にしてほしい言葉はこの北中学校にいっぱい書いてあります。たとえばこの体育館だけでもあるのではないでしょうか。あじさい運動の北中だったり、5つの一番だったり…(中略)中学校生活だけでなくこの先も重要な言葉がいっぱい詰まっています。まあ、今日はいいやではなく常に自分を磨き、昨日よりさらに一番を目指す。そして明日はそれよりも更に1番を目指す。そういう積み重ねをみなさん大事にしてほしい、と先生は思います。(中略)自分の中での一番を目指していってください。先生からは以上です。
(小宮先生)1、2年生のみなさんごめんなさい。3年生とちょっとだけ時間をください。Fさん質問します。(ここからミニ授業?形式になりました)「3学期の始業式で校長先生が吉田松陰の言葉をおっしゃっていました。さあ、なんだったでしょう」(少々のやりとりのあと解答)「志定まれば気さかんなり」では、3学期の最後の集会で先生は2年生の学年目標についてお話しました。まさか2年生の時の学年目標を知らない、なんてことは○さん、ないですよね。「本気 二倍」そう、本気 二倍だ。あの時のみんなの自己評価は5段階評価で◆さん、いくつだっだでしょう。「4」4ですね。3年生の学年目標では、ぜひ5にしよう、というような話をしました。では、3年生の学年目標は?◇さん「鍛える 鍛え合う」先生もそのように聞いてきました。実は先生、幻の学年目標を考えてきました(披露:中略)。1、2年生のみなさんありがとう。三郷市で一番の北中学校いやいやいや埼玉県で一番の北中学校いやいやいや日本一の北中学校で心や、体そして頭を鍛えていってください。お元気で。
(鈴木)北中に7年いて、もう少しいたいなって思いながら栄中に行きました。栄中ってどんな学校だろうって思って4月1日に校門を通ったら、北中でも一番に力を入れている「挨拶」でしたが、栄中ってどんな生徒なんだろうってドキドキしながら入ったら、門の近くで練習をしていた生徒たちがすかさず大きな声で挨拶してくれました。本当にうれしかったです。(中略)北中で力を入れている挨拶はものすごい力があるので、これからもぜひ大切にしていってほしいなと思います。(中略)1、2年生の時にやった「進路セミナー」のことを少しは覚えていてくれていると思いますが、栄中の1年生でたまたま「宇宙が好きだ」という生徒がいました。星が好きで、将来は宇宙のことを勉強したいと言っていました。(その生徒に)仕事はどうするのと訊いてみたら、宇宙に関係する仕事がいいなと言うのです。進路セミナーで話したある少年の話と同じ(中略)学校は変わりましたが、中学生ってどこもみんな同じなんだな、ほんの小さなことが大きな夢になるんじゃないかなって、小さなことに興味をもったことが将来につながるのではないかと思いました。北中に未練はありますが、栄中でもがんばろうと決意を新たにしたところです。(中略)みなさんとは1年または2年間でしたがありがとうございました。さようなら。
(鎗水教頭先生)私は教頭だったので、直接的にみなさんといろいろすることは少なかったんですけれども、してあげられたことも少なかったんですが、直接的にみなさんからもらったことはたくさんあって、北中の行事ってホントに感動するものばっかりだよね。何度もうるうるしてホントに涙を流したことかわかりません。1年生の歓迎会や卒業を祝う会、体育祭などみんな本当に一生懸命やって感動の嵐で、毎日毎日励ましをもらってきました。今日はひとつの言葉とひとつの歌をみなさんに贈ってお別れをしたいと思います。この言葉は最近出会ったのですが、(中略)「自分が変わることですべてを変える」。何か少し自分が変わることで、未来が変わっていったり、成長が変わっていったり見る世界が変わっていくんじゃないかな、自分次第なんだなというふうに思いました。中学生には「未来」や「夢」という言葉が一番似合います。こういう時代だからこそこの言葉で自分を励ましていって欲しいと思います。歌ですが、教頭として4年間いた中で一度も伝える機会がありませんでした。みんなが持っている生徒手帳の中に「北中応援歌」という歌詞が書いてありますが、誰もメロディは知らないと思います。ここに500人くらいの人がいますが、私と鈴木先生だけです。30年位前に私も鈴木先生もここで一緒に仕事をしていました。その時に北中学校の運動会開会式で必ずこの応援歌を歌っていました(このあと披露)。