お知らせ

第3学期始業式講話

2015年01月10日

 
 皆さん、おはようございます。
 新しい年になって初めてですから、新年明けましておめでとうございます。
 12月25日から始まった14日間の冬休みが終了し、第3学期がスタートしました。
 2学期の終業式の際、またこの場で元気な顔で会いましょうと約束した通り、先生方と共に皆さん488名の元気な顔がそろい大変うれしく思います。
  冬休み中は、大きな事故もなく、皆さんにとって家族と一緒の掃除や日本の伝統的な行事や習慣に出合うなど有意義なものになったと思います。
 私にとってこの冬休み、一番うれしかったことは箱根駅伝で母校が初優勝を飾ったことです。初出場以来73年目にしての優勝であったこと、そして5区山登りコースで区間新記録を打ち立てたことをはじめ、想像を絶する練習ではあったと思いますが、笑顔を忘れず走り抜いたことに感動しました。卒業して何年たっても母校は気なりますし、母校を愛しています。また、誇りに思っています。皆さんにも母校となる北中学校を愛し、誇りを持てるよう今年の活躍を期待しています。
 さて、年頭に当たり、「志定まれば、気さかんなり」という吉田松陰の言葉を紹介します。いったん決心がつけば意気が高まり、どのようなことにも立ち向かって実現できるというものです。皆さんは「今年こそは」という計画や目標を立て、決意し、目標達成のための努力を続けることで、目標達成時はもちろん、達成に至らなくとも頑張り抜いたことや喜びが大きな自信につながるものと思います。
 3学期は平成26年度のまとめの学期であり、次の学年に向かっての準備を行う学期でもあります。3年生にとりましては、義務教育最後の学期、いよいよ進路を決定する重要な学期となります。「チャンスはチャレンジによってつかむことができる」と以前お話したとおり、全力で悔いなき挑戦を、2年生には、伝統をしっかりと受け継ぎ、来年度本校を支える学年としての責任を果たすこと、1年生には、真の意味で先輩と呼ばれるに足る実力を備えた本物の中学生を、それぞれ目指してほしいと思います。
 終わりに、寒さがますます厳しくなりますが、寒さに負けず、風邪をひかないよう気をつけ、皆さん一人一人がゴールを目指し、誇りをもって生活し、先生方と引き続き地域に誇れる学校創りに努力することを期待し、第3学期始業式式辞といたします。