お知らせ

大晦日とは

2014年12月31日

 旧暦では毎月の最終日を晦日(みそか)とよび、晦日のうち年内で最後の晦日である12月31日を大晦日といいました。もともと“みそ”は“三十”であり、“みそか”は30日の意味でしたが、後の新暦の12月31日を指すようになった。英語では「New Year's Eve」、また西ヨーロッパでは「Silvester」とも呼ばれているそうです。

 さて、大晦日といえば「年越しそば」。各家庭でも様々な具材でそばを12月31日に食べることが多いと思います。そもそも、この年越しそばは江戸時代には定着した日本の風習で、蕎麦は他の麺類よりも切れやすいことから「今年一年の災厄を断ち切る」という意味で、大晦日の晩である年越し前に食べることからその名がついたようです。大晦日に年越しそばを食べる人は約58%。多いか少ないかは少々微妙な割合のようです。地域によってはそばではなく別の食べ物を食べたり、長寿という意味から「元旦」にそばを食べたりするという風習もあるようです。