お知らせ

終業式校長講話

2014年12月25日
  平成26年度第2学期終業式式辞

 
 皆さん、おはようございます。今日で第2学期が終了です。9月1日の始業式は雨でしたが、大変暑く、汗の出る式でしたが、ここのところの冷え込みはまさに冬、季節の移り変わりを感じます。
 この2学期も、皆さんがひたむきに「5つの一番」の実現に一生懸命努力する姿をたくさん見せてもらいました。毎日の挨拶一番や、授業一番、花一番、清掃一番はもちろん、9月の新人戦、10月の合唱コンクールでの歌声一番、11月の3daysチャレンジ、そして、いじめ撲滅への取組、それぞれ大変すばらしかったと思います。また、今学期は3年生全員と校長面接を行い、一人一人の進路にかける意気込み、そして、愛校心あふれた決意を聞き、大変うれしくも頼もしくも思いました。
 北中は今学期も国や県へも誇れることがたくさんありました。中でも11月県のいじめSTOP IN SAITAMAへ県中学生代表として3年生の荒川さんが参加し、北中の代表として本校の5つの一番をはじめとした取り組みを軸に自分の言葉で発表してくれました。同じ11月にはハンドボール部女子が県優勝2連覇を果たし、12月には全国の中学校でわずか12校のうちの1校として自転車通学安全モデル校に選ばれ、指定書を市の教育長さんから頂きました。記憶に新しいところです。また毎日新聞主催の体力つくりコンテストにおいて全国4409校のうちの1校として優良賞を受賞しました。皆さんが先生方とともに、協力し、すばらしい学校を創ってくれている証です。皆さんの努力と先生方の指導に感謝しています。校長として誇りに思います。
 さて、小海永二氏の「いのち」という詩を贈ります。この詩は、皆さんが学んだ三郷市の資料である「言葉の力」の高学年用に出ています。では、朗読をします。これは、花と虫に「からだ」があり、鳥と草に「こころ」があり、花にも虫にも、鳥にも草にも、すべて生き物の一つ一つに「からだ」があり「こころ」があるということを言っています。そして、「からだ」と「こころ」を持っているすべての生き物一つ一つに「いのち」があり、その「いのち」はどれにも「ひとつ」しかない、と言っています。さらに、次のように書いています。生き物たちの古里である地球もまた「ひとつ」の「いのち」だと言っています。「いのち」はすべて個々の生き物たちには「ひとつ」しかありません。「ひとつ」しかないこの「いのち」を大事に育て、輝かせていく。「ひとつ」しかない「いのち」を輝かせて生きていく大切さを、訴えています。 「いのち」を大切に、これからも先生方や保護者、地域からの期待に応えられるよう、皆さんの夢や希望を実現するため、努力を続けてもらいたいと思います。
 明日からの冬休みはそれぞれが心のチャイムを鳴らし、緊張感を持続しながら日頃できない家族と一緒の掃除や日本の伝統的な行事等に出合うなど有意義なものにしてほしいと思います。
 それでは、健康と特に交通事故には十分気をつけ、488名の皆さんと始業式1月8日に元気に再びここで会えることを楽しみにしまして、校長の話といたします。