お知らせ

第1学期終業式校長講話

2014年07月18日

平成26年度第1学期終業式 7月18日(金)

 皆さん、お早うございます。第1学期終業式に当たり、お話をいたします。
 「心身一如(しんしんいちにょ)」鎌倉時代、曹洞宗を開いた道元の言葉の1つです。これは、心と身体はつながっていて、互いに影響し合い、集中している状態を言う言葉です。「身体がまっすぐならば心もまっすぐ。身体が曲がっていれば心も曲がっている。」ということです。身体とは、姿勢です。心が姿勢をつくり、姿勢が心を表します。今、壇上から見ていますと、全員が集中しています。1学期の皆さんの授業では、皆さんの姿勢がすばらしかった。まさに「5つの一番」の授業一番に真剣に取り組んでいる学校ならではです。
 さて、私は、この1学期、朝の正門での挨拶運動にほぼ毎日参加し、挨拶一番、さわやかな挨拶で一日が始まり、立ち止まっての笑顔あふれる挨拶に触れ、そして、授業、清掃、部活動の大会、学校行事等の中で、「5つの一番」に、皆さんが本気でひたむきに努力する姿をたくさん見せてもらいました。
 1年生とは、夢を語る機会としての校長面接を全員と行いました。緊張の中にも、しっかりとした態度で受け答えのできる1年生に、中学生としての頼もしさを感じました。また、挨拶もよくできるようになりました。命を守るヘルメット着用通学ですが、1,2年生ともすばらしいところは自転車置き場でのヘルメットの管理です。整然としており、来校者からいつもお褒めの言葉を頂いています。
 2年生には、先月26,27日とJOCオリンピック教室が開かれ、今年は3名の方から、体育館と教室で授業をして頂きました。見て頂いた多くの方から、皆さんの授業への構えが本気で大変立派という評価を頂き、まさに「授業一番」を示してくれました。この授業は埼玉県でただ1校、本校だけが実施できました。埼玉県の公立中学校は422校もあります。3年連続本校で実施され、卒業した3年生、そして今の3年生が非常にすばらしく感動したので、今年度もぜひ本校でということで選ばれたものです。本当に名誉なことであり、誇りに思います。
 3年生は、最高学年として、本校の顔としてこの1学期、大運動会や専門委員会や部活動など様々な場面でリードしてくれました。特に、修学旅行先の旅館でのスリッパそろえは完璧でした。今も「心身一如(しんしんいちにょ)」完璧です。
 明日から44日間の夏休みが始まります。それぞれが北中生の代表として、心のチャイムを鳴らし、緊張感を持続しながら、学習に、部活に、そして日頃できない読書や趣味・特技を伸ばしたり、積極的に人とかかわるボランティア活動など、様々な体験を通して、新たな自分発見をし、たくましく成長してほしいと思います。皆さん、特に、交通事故には十分注意するようにしてください。
 自分のために、仲間のために、クラス・学年・北中学校のために、「心身一如」の気持ちをもって日々励んでいきたいものです。
 それでは、全校生徒488名の皆さん、9月1日、元気にここで会いましょう。
 以上、校長の話といたします。