• 市内音楽会 5年生

 

 神奈川県相模原市の障害者福祉施設において、あまりにも痛ましい事件が起こりました。これは、決して許されない出来事であり、怒りを禁じえません。
 被害にあわれた方々に対し、心からのご冥福とお見舞いを申し上げます。
 特別支援学校には、約13万8000人の障害のある子供たちが在籍し、そのうち約8800人は、400箇所近い寄宿舎で生活し、学校に通っています。このため、今回の事件を受け、子供たちはもちろん、ご家族の中には非常に不安を感じておられる方もいることと思います。そのような気持ちに、ていねいにより添っていきたいと思います。
 文部科学省では、7月27日に、特別支援学校をはじめとする全国の学校において、寄宿舎における夜間・休日の対応も含め、改めて安全管理体制の検証を行うよう各学校及び教育委員会に対しお願いしたところです。
 学校関係者におかれては、この通知を踏まえ、警察等の関係機関と連携しつつ、安全管理の徹底を図っていただくとともに、保護者やPTAをはじめ地域の関係団体の方々におかれても、子供たちの安全確保について、地域ぐるみの協力をお願いいたします。
 子供たちが楽しく安心して学び、生活する場であるはずの学校で、今回のような痛ましい事件が決して起きることのないよう、学校において子供たちの安全管理を徹底するとともに、子供たちが、障害のあるなしにかかわらず、将来に希望を持っていきいきと暮らせる社会をつくるために、関係者が全力で取り組んでまいります。どうか安心して学校に通ってください。
 また、障害のある子供と障害のない子供がお互いを正しく理解し、共に支え合って生きていくことの大切さを学ぶことができるよう、学習指導要領において交流及び共同学習を位置付けており、学校教育を通じて障害に対する理解が進むようこれからもしっかりと推進してまいります。
 さらに、東京オリンピック・パラリンピック競技大会も契機として、特別支援学校の子供たちが夢や希望を持てる機会を充実したいと考えています。そのような取組の一環として、全国に1,114ある特別支援学校でスポーツ・文化・教育の全国的な祭典を開催する「Special プロジェクト 2020」を推進し、特別支援学校が2020年東京大会のレガシーとして、障害のある方と障害のない方が共に生きる地域の拠点となるよう取り組んでまいります。
 文部科学省では、各教育委員会等と十分に連携しながら、地域社会と一体となってすべての子供たちの笑顔を作るような取組を進めてまいります。