「溌剌颯爽 栄中 ~熱意(知)・誠意(徳)・鍛錬(体)~ 

 

         第15代校長 牧野 正

 

 初夏を感じさせるような校庭の新緑が、清々しく感じられます。本日、新入生152名を迎え、全校生徒456名、学級数13学級でスタートしました。新入生の保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。2年生、3年生の保護者の皆様、進級おめでとうございます。入学式、始業式は感染症対策の観点から、規模を縮小しての実施となりました。本来であれば、多くのご来賓の皆様、保護者の皆様に見守られる中、新入生と在校生が一堂に会し挙行するところですが、現状をご賢察の上ご理解くださいました皆様に感謝申し上げます。

 

本年度、4月に着任いたしました牧野 正と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

本校の学校教育目標は「溌剌颯爽」です。

溌剌とは、(1)生き生きとして元気のよいさま。(2)魚が飛び跳ねるさま。

颯爽とは、人の姿や態度・行動がきりっとして、見る人にさわやかな印象を与えるさま。

 

美しい花は、水を与え、肥料をやり、虫を徐け、丹精込めて育てなければ花が咲かない。人間の心もそれと同じである。放っておくと、雑草が生える。心の花をさかせるためには、絶えず心を見張り、雑草を抜き取らなければならない。「溌剌颯爽」―いつも気持ちをさわやかにしておく。いつも颯爽とした気分でいる。溌剌颯爽こそ、心の雑草を取り、心の花を咲かせるために欠かせない必須の条件である。(小さな人生論 藤尾秀昭著より)

 

令和4年度のスタートにあたり、生徒の皆さんに大切にしてほしいことがあります。それは、「実感」ということです。学校活動の中には、体験を通して学ぶ機会が数多く設定されています。それは体験を通し、自ら実感することで「感じる」ことを大切にしているからです。実感したからこそ分かること、それは皆さんにとって様々な印象となって残ります。その体験をもとにこれから直面する事象に対し、学習活動はもちろん、考え方、物事を進めるきっかけにつながることも少なくありません。自分で立てた目標に迫るためのプロセスはどうあるべきか、そのためにはどんな準備が必要なのか、集団で行動する際にはどんな事に気をつけなければしなければならないのか、自分の思い通りにならないとき、あきらめずに続けることで得られるものは何なのか等、受け取り方は異なりますが、体験したという事実は残ります。その事実は皆さんが獲得した知識や技能、考え方につながっていくと考えています。しかし、最初のうちは迷うことも多いことでしょう。そんなときは仲間たちと協力しながら物事を進めたり、先生たちにアドバイスをもらいながら進んでいきましょう。もしかしたら、自分の思っていた結果とは違うことになるかもしれません、それでも、皆さんが結果を出すまであきらめなかったという事実は残ります。少しずつ自分なりの自信を蓄えながら、仲間たちと一緒に毎日を生き生きと過ごしながら学校生活に前向きに取り組む、まさに「溌剌颯爽」でいきましょう。

保護者の皆様、地域の皆様、今年度も生徒の健康管理と学力保証の二本立てを意識しながら教職員一同力を合わせて進めてまいります。栄中学校の教育活動に対するご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

 

                               令和4年4月