お知らせ

学校再開に向けた前間小モデル

2020年05月25日

 緊急事態宣言が解除され、学校再開に向けて、新型コロナウィルス感染拡大防止のための前間小学校のガイドライン「前間小モデル」を作成しました。ご家庭にお願いすることも多くありますが、学校で取り組むことの確認ですので、ご理解とご協力をお願いいたします。

新型コロナウィルス感染防止対策前間小モデル

                                             前間小学校長 大塚正樹

集団感染が確認された場に共通する「3つの条件」(換気の悪い密閉空間・多くの人が密集・近距離での会話や発声)が重ならないようにするために、教育活動を行う上で、次の4つを本校の基本的な考えとします。

(1)一度に大人数が集まって人が密集する場面を避ける。

(2)ドアや窓を大きく開けて、こまめな換気を十分行う。

(3)可能な限り近距離での会話や大声での発声を控える。

(4)消毒液の使用などの防護措置を講じる。

《本校の感染症対策》

【ご家庭で】

■お子様の毎朝の検温と風邪の症状の確認をお願いします。お子様に発熱(37.5℃以上)や風邪症状がみられる時は、自宅で休養するようお願いします。

■お子さんに「毎日のマスクの準備」と「マスクを持っているかどうか」の声かけをお願いします。また、ハンカチとティッシュは、毎日、持たせてください。

■保護者、ご家族の皆様も学校にお越しになる際は、必ずマスクの着用をお願いします。

■学校でお子様に発熱を確認した際は、お迎えにきていただき、自宅での休養をお願いします。

■ご家庭におきましては、免疫力を高めるために、お子様の十分な睡眠、適度な運動やバランスの取れた食事をお願いします。

【学校】*マスクを着用(教職員、児童)して、授業や活動をします。

■学校では、「手洗い」・「咳エチケット」(マスクを着用する・ティッシュやハンカチで口鼻を覆う・袖で口鼻を覆う)を徹底します。授業中(委員会活動やクラブ活動等も含む)も、マスク着用で授業を行いますので、マスクを持たせてください。※体育の時間は検討中です

■日本政府から学校に支給されたマスクは、一つはランドセルに入れてもらいます。マスクを忘れたとき等の予備として使ってください。

■朝登校したら、児童玄関で消毒する場を設けます。また、休み時間は必ず手洗いうがいを行います。

■大きな声を出すこと(挨拶や音読等)は自粛します。そのため、顔を見て小声で笑顔のあいさつや、小声の音読を奨励します。

■教室の机は、できる限り間隔を空けます。ペア学習や席をくっつけての班活動等は控えます。

■授業中の換気としては、2方向のそれぞれ1つ以上の窓を開けます。また、休み時間ごとに2方向のそれぞれ1つ以上の窓を広く開けます。廊下の窓も、こまめに開けて換気します。

■感染症対策を講じてもなお、感染の可能性が高い学習指導については、当面は行いません。指導の順序変更や指導計画の見直し等、必要な措置を講じます。

 例:音楽科(狭い空間や密閉状態での歌唱指導、身体の接触を伴う活動)

    家庭科(調理等の実習) 体育科(密着する運動、近距離で組み合ったりする運動)

■休み時間、室内で密集する遊びや近距離で組み合ったり、接触したりする遊びを避けるため、基本的に天気の良い日は外で遊ぶようにします。雨天時は、読書を推奨します。

■授業中や給食中は、机を向かい合わせにならない座席体形にします。

■給食に関しては、配膳を行う児童と教職員の健康確認や、食事前の手洗いうがいを徹底し、児童が手に触れる箇所(手すり、スイッチ等)は消毒液を使用して消毒を行います。また、給食中の会話はこれまで以上に控えるよう指導します。

■多くの児童が手に触れる箇所(手すり、スイッチ等)は、給食の配膳時とは別に、1日1回消毒液を使用して消毒を行います。