2022年1月11日  令和3年度3学期始業式式辞

令和3年度3学期始業式式辞

 

令和4年は、「壬寅(みずのえとら)」といい「生まれたものが成長する」

といった縁起の良さを示しているといわれています。

今年も丹後神社に、丹後小にかかわるすべての人々の幸せを願い参拝してきました。

新しい年を迎えると「今年は〇〇を頑張るぞ」と目標を

立てます。「1年の計は元旦にあり」⇒「年の初めに今年は何をするか、

目標を定め決意を新たにすることが大切である」といわれています。

私は「初詣」はお願い事ではなく「よーし!今年はこんな1年間にするぞ」という決意をする場にしています。

そして自分が決めた夢や目標に向けて、努力してもなかなか成果が出ないとき、

うまくいかないときには、「初詣」で祈願したことを思い出し、

もういちど「よーし!」気合いを入れなおしてやってみることにしています。

皆さんは今日はどんな思いで登校しましたか

「あーぁ…冬休みが終わっちゃった、学校行くの面倒くさいなぁ」と渋々登校した人、

「よーし!今日から3学期だ。学校楽しみだな。

私は3学期に〇〇ができるようになるぞ」と登校した人、いろいろだと思います。

1年に1度の年の初めですから、「よーし!」と強く決心してみましょう。

この1年自分が成長するために、ちょっと面倒でもーよーし!頑張ってみるか」

この決心ができれば、1月の第1歩は成功です。

最後に、私の3学期の目標は以下のとおりです。

1つ目は、「校長賞」のバッチを全校児童に手渡すこと。

2つ目は、全校児童が校長室に入り、面談や、学習の発表をすること。

3つ目は、最高の卒業式を行って、6年生に卒業証書を渡すこと。

この3つを目標にしています。

さて、今日は皆さんに2022年の目標を作ってもらいます。

9つのマス目が入ったシートを配ります。

マスの真ん中に、1年間の目標、できるようになりたいことを書きます。

目標を書いたら、(1)から(8)に目標に向けて、どんな行動をするかを書きます。

一番大切なことが(1)です。

行動は、心・技・健康・仲間などいろいろな分野から考えます。

これは目標を達成するためには、自分勝手に頑張るのではなく、

周りから応援してもらえるように心も大切にするという意味です。

本当は、このシートは、81マスあります。自分の夢に向けて81マスに挑戦したい人は、

校長室に用紙がありますので、取りに来てください。

令和4年1月11日

三郷市立丹後小学校長 中村和美 


2021年12月24日 2学期終業式 式辞

 

令和3年度 2学期終業式 式辞

 79日間の2学期はコロナの影響でオンライン授業からのスタートでしたが、

丹後リンピック、校外学習、持久走大会など皆さんの頑張りがたくさん見られた学期でした。

私は2学期の始業式に、あきらめそうになった時から「あと1回」、「あと1回チャレンジ」を

合言葉に、取り組んでいきましょう。という話をしました。

皆さんは2学期を振り返り、「あと1回」「もう少し」と頑張った場面がありましたか?振り返ってみましょう。

さて、1年生、文章を書く力がついてきました。傾聴作文も上手かけるようになりました。

また、丹後リンピックや群読集会などみんなで行動することができるようになりました。

「やればできる」と何度も挑戦する姿は素敵です。

2年生 業間運動、朝の縄跳びとすすんで運動する姿が多く見られました。

今は掛け算九九で校長室で最終テストに挑戦しています。何度も何度も挑戦し、

合格できたときには飛び上がるほど喜んでいました。たくさん練習した証拠です。

3年生 出前授業や社会科見学でも興味関心が高く、質問もたくさんします。

何度も何度も百マス計算に取り組み、達成率も向上しています。

4年生 丹後リンピックのソーラン節では、タブレットを使って何度も練習したとのこと。

社会科見学では実行委員を中心に、自分たちで時間を考えながら行動し、

施設の方の話や説明を熱心に聴くことができたそうです。

5年生 委員会・クラブ活動、就学時健康診断の手伝いなど高学年としての意識が向上してきました。

校長室での面談では6年生になって頑張りたいことをしっかり話すことができていました。

6年生 朝の挨拶運動の取り組みで、学校全体の挨拶がとてもよくなりました。

陸上大会の縄跳びの練習では、各クラスごとに何度も練習を重ねました。

6年生が一番素晴らしいところは、進んで手伝いができる心優しいところです。

丹後リンピックでは最高学年として演技だけでなく、下級生の競技の手伝いも含めて

素晴らしい動きを見せてくれました。

なかよし 丹後リンピックの聖火台製作、日本語と韓国語表記の校内表示、

各クラスの雑紙を回収するエコ活動など、学校のためになることを楽しんで行うことができました。

 このように皆さんは、多くの人のため、学校のためになる良い行動をたくさんしています。

一人一人の力は小さいですが、学級・学年になれば大きな力として学校を

よくしていくことができます。頑張った自分に自信をもって、健康で楽しい冬休みにしてください。

                  令和3年12月24日

                       三郷市立丹後小学校長 中村和美

2021年12月8日

「夢」—「目標」にむけて苦手なものを少し頑張る

三郷市立丹後小学校 校長 中村和美

 投打の二刀流で大活躍したメジャーリーグの大谷翔平選手がMVPを受賞しました。

プレーだけでなく、球場のごみ拾いをする姿を見ると、「応援したくなる」選手です。

大谷選手の報道を見ていると、自分の目標に向けてやるべきことを妥協せずにやり切る姿が映し出されます。

運動に限らず、自分の好きな分野で「夢」を持てれば、おのずと目標が生まれます。

「夢」をかなえることは容易ではありませんが、「夢」に向かって一歩ずつ進むことはできます。

「毎日必ずごみ拾いをする」「毎日必ず音読をする」「毎日必ず縄跳びをする」

という自分が頑張れそうな目標を継続できれば、いつのまにか「習慣」となり、

少しずつ高い目標が生まれてきます。自分で決めた目標ができるようになり自信がつき、

次第に積極的になってきます。

 11月1日には、夢プロジェクトで元プロ野球選手(巨人―横浜)の駒田徳広さんから

ボール投げ教室と講演をしていただきました。

講演の中で「どんなことでもうまくなるためには、いやだな、面倒くさいなという練習を

少し頑張ることだ。嫌なことをたくさん頑張ろうとすると続かないけれど、

今日も嫌だけど少しだけ頑張ろうと思うと長く続く。そして続けた人はうまくなる。」

とおっしゃっていました。

人は得意なこと、好きなことは一生懸命行いますが、

苦手なこと、つらいことはできればやりたくないものです。

これは苦手な食べ物を食べるときも同じです。

苦手なことを最初からたくさんやるのではなく、自分が苦手なもの、

面倒くさいなぁと思うものに対して自分から少しだけ頑張ってみましょう。


2021年11月2日

「いいところめがね」と「わるいところめがね」~自分や友達の良いところを見つけよう~

 皆さん、これを見てください。これは「いいところメガネ」です。

このメガネは、今は皆さんに見えるようにしていますが、いつもは、皆さんの心の中にあります。
この「いいところメガネ」を心にかけると、友達の「良いところ」が見えるようになります。

私も、皆さんの教室に行くときには、このメガネを「心にしっかりとかけて」見に行きます。
元気よく手を挙げて発言する人。
発言は少ないけれども、先生や友達の話をよく聞いてよく考えている人

ていねいな文字でノートが書けている人。
皆さんの教室に行くと皆さんの良いところがたくさん見えます。
 このメガネは、皆さんの心にもあります。しかし自分でかけようと思わなければ、かけられません。

友達遊ぶとき、一緒に勉強するときに、「いいところメガネ」心の中でかけると、

友達の「良いところ」が見えてきます。
また、このメガネは、自分の良いところ、頑張っているところも見えてきます。

例えば、昨日の出来事を思い浮かべて、「自分が頑張ったぞ」と思うことを頭の中で浮かべてみてください。

朝、大きな声であいさつができた、給食を残さず食べることができた、

1つも忘れ物をしなかった、昼休みに汗をかくほど遊んだ、

家の手伝いをしたなど、毎日何気なくやっていることですが、とても良いことです。
 さて、11月は、いじめ撲滅月間です。

いじめが起きるときには、一人一人の心の中に「いいところメガネ」ではなく、

「わるいところメガネ」をかけてしまっているときです。

相手の嫌なところ、自分と違っているところがすべて「わるいところ」に見えてしまいます。

友達の「悪いところ」が見えてしまった時には、心の中に「わるいところメガネ」をかけてしまっている

とおもい、「いいところメガネ」に変えてみましょう。
11月は「いいところメガネ」をかけて、たくさんの友達と遊んだり、勉強したりしましょう。

そして、自分の良いところ、友達の良いところをたくさん見つけてください。

 

2021年10月5日 お話朝会

31005 お話朝会  タブレットの使い方~「自律」

 

コロナ禍の中、丹後小学校ではタブレットを活用したオンライン授業を進めてきました。

皆さんにとって初めての経験だったため、とても新鮮でわくわくする取り組みでしたね。

 これから皆さんは、大人になってもインターネットを使いながら、勉強をしたり、仕事をしたりします。

タブレットは皆さんがより楽しく、どこでも学習でき、大人になったときにコンピューターをサクサクと使えるように

というねらいで渡されました。

オンライン学習を見ると、皆さんが一生懸命タブレットの使い方を学んでいることがよくわかります。すごいことです。

学校から渡されたタブレットは、みなさんが、できるようになるための道具です。

そのタブレットが、皆さんの健康を害したり、「今やるべきこと」をやる時間を奪うようではいけません。

これに対応していくために必要な力は「自律」です。難しい言葉ですが自律とは自分の意思で判断しながら行動することです。

実際に現在の自分の使い方を振り返ってみてください。

次のような良くない使い方をしている人はいませんか。

(1)学習に関係のないYouTubeをみていたり、グーグルのゲームをやっている。

(2)学習に関係ないものをダウンロードする。

(3)夕方7時以降に使っている。

(4)1時間以上続けて使っている。

(5)コメントを書くときに、多くの人が見ているという意識がない。

この5つは、タブレットだけではなく、皆さんの家にあるスマホや、ゲーム機などでも言えることです。

なぜなら、学校や家庭でルールを決めてみても、

「学校のタブレットではやらないけれど、家にあるスマホやタブレットでは、一日中ゲームをしたり、動画を見ている」,

「家の人に注意されれば、やめるけど言われなければ、何時間でも使っている。」ということがあるからです。

これでは自分のための使い方とは言えません。大人からの命令だけではなく、

自分の意志で「自分が成長するための使い方」を自分で考えてみましょう。

自分で考えるきっかけとなるよう、今から、丹後小のタブレットを使うときの約束を3つ言います。

(1) 使う時間は夜7時まで。学びポケットのチャンネル機能は6時までにしてください。

(2) 宿題以外で、家で使うときは学びぽけっとのみにしてください。

ただし、担任の先生から、許可が出たサイトは見てもよいです。

Zoomも、先生がいないときにはやらないでください。

(3) タブレットは大切に使ってください。精密機械なので壊れます。

丹後小の約束は、最低限の約束です。

今日のテーマは「自律」ですから、自分で考えて、自分が成長できる使い方を考えてみてください。

2021年9月1日 2学期始業式

令和3年度 2学期始業式 式辞
 今年は4日間の臨時休業を含めて、42日間の夏休みには、新型コロナウィルスの感染拡大、

全国的な大雨による被害など、災害を伝えるニュースが多い夏休みでした。
その上、待ちに待った始業式が延期になり、皆さんもがっかりしたことと思います。
 新型コロナウィルスでは、世界中で多くの方が亡くなっています。

日本でも16,016人も亡くなっています。(8/30)
病院で働いている方々が一生懸命頑張っても追いつきません。
この感染症は、一人一人が感染防止のために、自分のやりたいことを我慢しなくてはおさまらない病気です。
 2学期は、感染拡大がおさまるまで、学校生活にも「がまん」が必要になり、

感染防止など「やらなければならないこと」と多くの人が集まる行事が「できないこと」

を乗り越えていかなければなりません。
 このような中、夏休み期間中に行われた東京オリンピック・パラリンピックではアスリートの「全力」の姿に

たくさんの感動をもらいました。

大会の1年の延期や無観客での開催など、どんなことがあっても、あきらめないアスリートの姿は

本当に「すごい」と思いました。今、開催しているパラリンピックも、

出場するまでにどれくらい練習したのか想像がつきません。
 さて、2学期は1年の中で一番成長できる学期です。
児童の皆さんも「どうせできない」とあきらめることなく、今できる学習を「全力・本気」で取り組みましょう。
皆さんが「全力・本気」で取り組むために、2学期は次の2つを意識して学校生活を送りましょう。
1つめは、挨拶・姿勢・読書・運動・家庭学習の丹後っ子5つの約束を毎日行うこと。
これは1学期と同じです。
2つめは、学習でも、運動でもできないときに「あと1回」チャレンジしてみること。
 どんなことでも、すぐにできるようにはなりません。鉄棒でも縄跳びでも、

計算でも漢字でも最初はできなくても、何度も失敗しながらできるようになります。
どんなことでも「やってもできない」とやめてしまうのではなく、
2学期はあきらめそうになった時から「あと1回」、「あと1回チャレンジ」を合言葉に、取り組んでいきましょう。
 最後に、今まで以上に2学期の活動を最高なものにするためには、みなさんが、

「マスク・手洗い・ソーシャルディスタンス」をすべての場面で、言われなくてもできることが必要になってきます。
 私はできる限り皆さんに様々な体験をさせたいと考えています。

特に6年生には、小学校生活最後の思い出を作ってあげたいという気持ちです。

素晴らしい2学期にするために、「丹後っ子5つの約束」「あと1回チャレンジ」

「感染対策」を徹底しコロナウィルスに打ち勝ち、思い出に残る学期にしていきましょう。

令和3年9月1日
       三郷市立丹後小学校長     中村 和美

 


2021年7月20日 1学期終業式

令和3年度年度 1学期 終業式式辞
 本日で70日間の1学期が終了します。

今日は体育館に5.6年生、タブレットで1年生から4年生、なかよし学級と、

いろいろな形で全校児童がつながった終業式ができてうれしく思います。
 1学期を終えて、まずは1年生。入学した時よりも、大きな声であいさつができるようになりました。

しっかりと相手の顔を見て挨拶ができる姿は立派です。

 2年生は学校探検で1年生を連れて校長室で質問する姿は立派でした。

すっかりお兄さん、お姉さんになった姿をうれしく思います。

ザリガニ釣りで前間小の前の田んぼまで歩いた時も、しっかり並んで歩けました。

また読書を頑張る姿も素敵でした。

 3年生は文化会館に見学に行ったり、ホウセンカの花の写真をタブレットで写したりと体験的な学習を進んで行えました。

算数の学習では、自分から進んで、学習することができました。

また、5年生と行った群読集会では、素晴らしい発表をしてくれました。 
 4年生の学習で驚いたのは、新聞の学習です。

丹後小のことをテーマに新聞を作ってくれましたが、とても丁寧でわかりやすい作品がたくさんありました。

また水泳の学習、業間休みや昼休みに行った運動教室に進んで参加していました。
 
 5年生は、家庭学習を一生懸命頑張りました。

家庭学習の調査で、3時間以上学習した人が23%います。だいたい4人に1人の割合です。

そして95%、ほぼ全員が5年生の目安1時間以上の家庭学習に取り組んでいます。

特に漢字50問テストの取り組みは素晴らしい、と担任の先生から聞きました。

自分で目標を決めてそれに向けて取り組むことができた証拠です。
 
 そして6年生。6年生はすべてにおいてリーダーシップを発揮していました。

1年生のお手伝い、たてわり遊び、委員会と6年生が活躍する姿がたくさん見られました。

6年生のすごいところは、委員会などの仕事を先生に言われなくてもしっかり行うことができるところです。

また、いろいろな場面で「先生手伝いましょうか」とよく声をかけてくれます。
昨日、なかよし学級では、ピザ作りを行いましたが、なかよし学級の6年生は、

「先生何か手伝うことありますか」と声をかけ、進んで手伝いをしていました。

このように、自分から人のためになることをしようとする気持ちはとても立派です。
 
 さて、夏休みに向けて、私から2つ宿題を出します。
 1つ目は「丹後っ子5つの約束」を毎日行うこと。
朝、家族にあいさつをする、姿勢を正して家庭学習を行う、自分で選んだ本を読む、

自分で決めた運動をするというように、自分で決めて実行する習慣をつけること。
 特に家庭学習は学校からの宿題とともに、読書感想文・作文・絵画・図工作品などに応募する機会がたくさんあり、

これらは時間をかけてじっくり取り組むほどよいものができるので入賞を目指して、作成してみてください。

 2つ目は、「心のエネルギー」を大きくするために自分から「手伝い」をすること。

言われたもの、約束したものだけでなく、自分で気づいて手伝うこと、

毎日「自分からちょっとお手伝い」をやってみてください。

今年は、東京オリンピックが開催される特別な夏休みです。

日本選手の頑張りに負けないよう、自分を伸ばせる夏休みにしていきましょう。

  
 令和3年7月19日
                            三郷市立丹後小学校長    中村 和美

2021年7月6日 お話朝会

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~奉仕の心「自分だけのこと」から卒業する~
 学級で、こういう場面はありませんか。

担任の先生が、「学級文庫がぐちゃぐちゃになっていますよ」と言います。

「僕の本じゃないよ」「私はちゃんと返したよ」という具合に、

「私がやったんじゃないよ」と言ってそのままにする。
 あるいは、教室にゴミが落ちている。

気づいているのに、拾わない。

「私が落としたゴミじゃないから知らないよ」これは正しいですか。
 確かに自分が落としたゴミではない。

けれど、誰も拾わなかったらどうでしょう。いつまでも教室は汚いままです。

気づいても自分のせいじゃないからって行動しない。

これは、心が十分に成長していない証拠です。

皆さんの体は毎日少しずつ大きくなっています。

それはご飯を食べたり、運動したり、よく寝たりすることで体に栄養がいっているからです。

皆さんの心はどうでしょう。

いつまでも、「これは私が落としたごみじゃない」というように、

「自分のこと」にしかエネルギーを注げないんじゃ、心は飴玉のように小さいです。
 飴玉のような心をスイカみたいに大きく成長させるためには、

「自分のこと」だけでなく「学級のこと」

「学級のこと」だけでなく「学校のこと」

「学校のこと」だけでなく「地域のこと」というように、皆さんの心のエネルギーを広げることが大切です。

このように心のエネルギーを広げ、行動することを「奉仕」と言います。

「奉仕の心」が大きく成長するように、今から世のため、人のために行動する練習をしておきましょう。

2021年6月1日 お話朝会

030601_お話朝会
~本の世界に行ってみよう~
 今日は「読書」についてお話をします。三郷市は「日本一の読書のまち三郷」を宣言しています。
 三郷市では、どこでも本に出会えて、あかちゃんからお年寄りまで本を読む習慣があって、

本を通していろいろな人とつながっていくことができる

「日本一本と触れあえるまち」をキャッチフレーズとしています。
 学校の図書館も、学校司書の先生が週に2回来てくれて、

図書館の整備や良い本の紹介をしてくれます。皆さんは三郷市の学校に通っていて、

「本を読む環境に恵まれている」ということです。
 さて、今日は1冊の本を紹介します。「この世で一番早いのは」という本です。

この本は教科書にも載ったので知っている人も多いと思います。

かめより速いものは、から始まって動物や鳥、乗り物も出てきます。

そしてこの本の最後にこんなことが書いてあります。

 この宇宙の中には、光より速いものはないと考えられている。だがその光よりもっと早いものがある。
 それは、人間が頭の中に何かを思い浮かべたり、考えたりする想像力だ。
 宇宙の果てにある星にも、何百年先の未来の国へも、田舎のおじいちゃんやおばあちゃんの家へも

人間は想像力の翼を使えば一瞬のうちに行くことができる。
そう、この世で一番早いのは、私たちの想像力だ。
  こう書いてあります。
そして、本には、この想像力と同じ世界がたくさんあります。

歴史上の人物にあいたければ、その人物の本を読めば会うことができます。
魔法使いになりたければ、魔法使いの本を読めば誰でも魔法使いになれます。

このように本の世界には皆さんが体験したい世界がたくさん詰まっています。
  私は読書が大好きです。校長先生だからと言っていつも難しい本ばかりを読んでいるわけではありません。

もちろん仕事に役立つなぁという本はたくさん読みます。
 けれども、鬼滅の刃の漫画本も読むし、皆さんから紹介された銭天堂も全巻よみました。

本を読むたびに、いろいろな世界に入ることができます。
 皆さんは、自分の好きな世界の本を読むことが多いと思います。

しかし大切なのは小学校のうちに好きな本がたくさん増えていくことが大切です。
 そこで皆さんにお勧めなのは、三郷市のおすすめの本です。

ここにはいろいろな世界の本がたくさん詰まっています。

まずは「三郷市お勧めの本」をチャレンジしてみましょう。

そして皆さんの想像力を大きく広げ、いろいろな本の世界を旅することができるようにしましょう。
 そしてもう一つは、自分が面白いなぁ、好きだなぁという本を友達や先生に紹介することです。

私は、昨年度3.4年生の皆さんから本をたくさん紹介してもらい、私の中の本の世界が広がりました。

自分の好きな本は、友達にどんどん紹介していきましょう。

そして皆さんが面白いなぁと思った本は、私にも紹介してください。

2021年5月11日 お話朝会

お話朝会・校長講話

配慮「やられて嫌なことは他人にはしない」
                ~ナイフは肉を切る・言葉は心を切る~
                                         
 まず初めに、皆さんにクイズを出します。
お料理するときに、肉や野菜を切るものは何ですか。
ナイフです。食べやすいように小さく切ることができます。
しかし、誤って指を切ってしまうと、血が流れてとても痛いです。

ですから、皆さんもナイフを使うときは慎重に使います。
 それでは2問め
皆さんの心を傷つけるものは何ですか。
それは「言葉」です。いやな言葉、とげとげした言葉で人の心は簡単に傷つきます。

これは、大人も子供も同じです。
 今まで、人の言葉で傷ついたことがある人いますか。手を挙げてみてください。
 今、手を挙げてくれた人は、その時のことを今でも覚えているっていう人もいるでしょう。
では「自分の言葉で人を傷つけたことがある人はいますか」
自分でも意識しないうちに、「いつのまにか」友達を傷つけてしまっていたということが多いということです。
 だから、最初に傷つけられた、いやな思いをしたと言って手を挙げた人。

いやな言葉を言った本人は全く覚えていないことも多いということです。
 言葉っていうのは、「ナイフ」と同じです。相手の心を切って傷つけてしまうことがある。

肉や野菜を切るナイフは、自分の手を切らないように、気をつけて使います。
心を切るナイフは、なんとなく、無意識で言った言葉で相手を傷つけている。しかも傷つけたことを覚えてもいない。
 言葉はとても便利なものだし、どんなことにも使えるけれど、怖いものでもある。
今は自分の言葉をメールという形で相手に届けることができます。相手に言葉をかけるとき、

メールを送るとき、ちょっとだけ「こんなこと言って大丈夫かな」

と確認する癖をつけるといいですね。難しい言葉ですが、それが他人への配慮ということです。