2

13

 ご進級、ご入学おめでとうございます。うららかな優しい日ざしの中、令和5年度がスタートしました。

   昨年度まで4年間、校長として、ご尽力いただいた三浦 力先生を引き継ぎ、この4月から第16代目の校長として着任しました滝沢 慎(たきざわ まこと)と申します。彦糸中学校の子供たちのため、全力を尽くす決意です。よろしくお願いいたします。
 さて、令和5年度は、開校43年目となり、新入生85名を迎え、2年生
84名、3年生102名、全校生徒271名の11クラスで、スタートしました。
 私が、3日に着任した時のこと、生徒会の皆さんが、たいへん温かく出迎えてくれ、かつ、職員室の席まで、丁寧に案内してくれました。感動しました。また、春休み中に、部活に来ていた数名と話をしましたが、誰もが、礼儀正しく、素晴らしい生徒ばかりでした。
 彦糸中の校訓は、「大樹に育て」です。大きな木は、根が、いろんな方向に太く細く、長く短く張っています。根は、伸び続けていきます。中学校時代は、人として大きくなるために、可能性を伸ばすために、この根を育てる時期です。
 それには、「夢を持つ」ことが大切です。幕末の思想家、吉田松陰の言葉に、

  夢なき者に理想なし  理想なき者に計画なし  計画なき者に実行なし
  実行なき者に成功なし  ゆえに  夢なき者に成功なし

というものがあります。
 糸中生には、夢を持ち、一歩一歩、進んでもらいたい。そのために、私たち教職員は、生徒に寄り添いながら、「子供が中心の教育活動」「職員同士、職員と生徒、職員と保護者・地域の皆様との『和』と『信頼』」を大切にして日々の教育にあたる所存です。
  三郷市が取り組んでいる、「令和の日本型教育」を推進するために、令和5年度は、重点目標を「信頼される学校づくり」とし、「やればできる」をスローガンに学校経営に当たります。
  そのために、「授業の充実」「読書活動の推進」「いじめのない学校」「きれいな環境づくり」を進めます。
 子供たちへの教育は、学校と保護者、地域の皆様とが一体となって、はじめて望ましい教育効果が得られるものです。ご支援とご協力をお願いいたします。