伝統の「黒板とチョーク」授業から未来型授業へ

2020年06月12日

  6月12日(金)

 分散登校最終日となりました。南中学校では「オンライン授業を見据え、今、オフライン授業でできること」を模索しながら日々授業の準備をしています(1)板書時間や量を減らす取組では、教科書に書いてある内容や、答えが決まっている言葉等は、“貼物(掲示物)”を貼ったり、電子黒板で映したりしています。いずれ、黒板に書かれた内容は授業終了時に教師がデジカメでパチリ、各家庭に映像を送信すれば、生徒はノートに書く必要がなくなります。その分、考えたり、いずれは生徒同士で話し合ったりする時間を多くとることができます。伝統的な黒板に書かれた内容をそのままノートに写す授業から、生徒自身が必要だと思うことだけを書く授業ヘの転換です(2)復習、問題練習、答え合わせの時間を減らす取組では、問題練習は家庭学習で取り組み、答えは電子黒板で映せば1秒で終了です。この(1)(2)の取組が、オンライン授業(動画配信やズーム等を使った双方向型授業)に繋がるのです。今年度中に全生徒にタブレットが支給され、未来型授業への変換が迫っています。もちろん、オフライン授業のよさ、国語では「先生が生徒の顔を見ながらの個別指導」や、英語では「口元を見せるために透明マスクをつかった指導」なども大切にしている南中です。明日は、初めての土曜授業、そして生徒全員が制服(夏服)を着ての登校となります。