令和3年度あいさつ
新入生178名を迎え、全校生徒498名、教職員40名で、令和3年度が始まりました。本校4年目の奉職となります校長の広木友和と申します。74年の歴史と伝統、その重みを感じながら、新時代に向かう75年目の経営を進めて参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和3年度学校経営方針
校長 広木 友和
1 令和3年度 学校経営の基本理念
教育の目的を達成するために、学校の使命は、生徒をよりよく変容させることである。そのために、教育の主体である生徒の意欲を引き出し、自信をつけることを根底にした教育活動が展開されなければならない。併せて、教員の確かな指導力(言葉、手法)が活かされなければならない。相互信頼を基盤に、生徒、教職員のよりよい変容を求めていく。
2 令和3年度 学校教育目標
- み…自ら学び ○意欲的に学習する生徒
- な…仲間と光り ○協力して個性を発揮する生徒
- み…未来に鍛える ○夢に向かって心身を鍛える生徒
3 令和3年度 学校経営の指針
学校経営の理念のもと、学校教育目標を達成するために、国の諸法令に基づき、埼玉県の教育政策を踏まえ、三郷市教育行政重点施策の具現化を図りながら、保護者や地域住民の期待に応え、信頼を得る教育活動を推進していく。
そのために、目指す学校像、生徒像、教師像を掲げ、「教育は人、教育は信頼」を基盤に「成果が見える、語れる」わかりやすい教育を学校経営の指針とする。
4 令和3年度 目指す学校像
○「夢・絆・感謝」でキラリの南中 ~一生懸命がかっこいい~
み:夢を持ちその実現に向けて確かな努力を継続させ、努力が喜びとなる学校
(夢への挑戦を続けられることが充実した生き方と捉える。そのために「I want to be ~」から「I want to do ~を語り合える学校にしたい。)
な:自他の活躍 を認め讃え合い絆を深め、自分の支えとなる人や環境に感謝する学校(人は一人では生きられない。絆の深まりが充実した生き方と捉える。そのために、「ありがとう」、「どういたしまして」の言葉を大切にする学校にしたい。)
み:正しいことが正しいと認められ、すべての生徒が安心して全力で活動できる学校(正々堂々とした態度が充実した生き方と捉える。そのために、ちゃん とやる姿、一生懸命やる姿がかっこいいと言い合える学校にしたい
5 令和3年度 目指す生徒像
○夢の実現に向け、たくましく努力を続
ける生徒
み:学ぶ楽しさを考え理解し、意志を持
って「わかるまで、できるまで」努
力する。
み:授業で活躍し家庭学習で力を付け、
「わかる、できる」の積み重ねを自信
にする。
な:自他を大切にし、協力することの価
値を理解し醍醐味を味わう。
な:自分のとりえやよさに自信を持ち、
人や社会のために貢献する。
み:夢、志、目標を持つことの大切さ
を考え理解し、実現に向けて粘り
強く努力する。
み:心と体の健康を自己管理し、意志
を持ってたくましく努力する。
6 令和3年度 目指す教師像
○生徒の意欲を引き出し、自信をつける
教師(準備力と徹底力)
(1):生徒をやる気にさせる「言葉」を持
ち、学ぶ楽しさを味わわせる。
(2):「?と!」のある授業等で生徒を活
躍させ、自信をつける「手法」を
持っている。
(3):教育公務員としての自覚を持ち、
「生徒の手本」となる言動がとれ
る。
(4):学び続け、指導力を高めるための努
力や工夫ができる。
(5):健康第一、常に前向き、はつらつと
した姿で仕事を楽しむ。
(6):「チーム南中」、仕事の流儀( 3S、
スピード・スマイル・スピリット
責任、改革、協働)を大切にする。
7 令和3年度の最重点
◎最重点 「学ぶ力を伸ばす」R3“もう一歩前へ”
【教職員キーワード】
~ “見えない学力”を伸ばしながら“見える学力”を伸ばす。~
(非認知能力) (認知能力)
【R03スローガン】
~よいクラス・よい授業・よい家庭学習~
目標(1)「学校生活等生徒質問紙調査」での数値アップ
→5月(令和3年)<2月(令和4年)
目標(2) 「中1県学結果」<「中2、中3県学結果」
目標(3)「中3全学結果」:全国平均との差-5ポイント以内
「中1、2、3県学結果」:県平均との差-5ポイント以内
目標(4)「実力テスト」での偏差値アップ:初回<最終回(1アップ)
目標(5) 学校評価「学力向上」3.4以上(令和2年→3.04)
【3つの取組最重点】 ~学力向上3部会の活性化を通して~ ◎必須
【1】学年・学級経営の質の向上(学級担任等)・・・“見えない学力”の向上
→生徒の自己肯定感・有用感(学校生活満足度)の向上
~生徒が行きたい学校、生活したいクラス~
目標:「学ぶ力」生徒質問紙調査の数値アップ(4月<2月)
「生徒の姿」(生徒が瞳を輝かせ、先生に信頼を寄せる姿)
[学級経営研究部会]
方策(1)ハイパーQUの活用(新 2回実施)
方策(2)学年・学級経営案作成の工夫と活用
方策(3)生徒主体の学年集会(全校集会)
新方策(4)学級活動の工夫(学び方を学ばせる。)→統一指導案2回
方策(5)生徒主体の朝の会・帰りの会の工夫
方策(6)係、委員会、班活動の工夫
【2】授業力の向上(教科担当等)・・・“見えない学力・見える学力”の向上
→日本一うまい授業を目指した授業の工夫・改善
~生徒が活躍し、学びを楽しんでいる授業~
目標:「学校生活等生徒質問紙調査(教科等」の数値アップ(3月実施)
学校評価「授業改善」3.5以上(平成30年→3.39)
「生徒の姿」(生徒が瞳を輝かせ、学びに向かっている姿)
[授業力向上研究部会]
方策(7)一人1回研究授業(または、校長一コマ授業参観)
方策(8)南中スタイルの授業(「三郷の授業の基本」)
新方策(9)学区内小学校の支援担当訪問参加
方策(10)新年間指導計画等の実践及び見直し
方策(11)授業規律指導の工夫(三郷市「授業の心得」)
方策(12)道徳授業の実践と評価
【3】家庭学習指導力の向上(学級担任等)・・・“見える学力”の向上
→「学校は、学び方(勉強の方法)を学ばせるところ」の具現化
~生徒が学び方を学び、学力を伸ばす家庭学習指導~
目標:「家庭学習時間」1年:1時間、2年:1時間30分、3年:2時間
→目標時間達成生徒:80%
[家庭学習研究部会]
方策(13)365日毎日家庭学習(家庭学習時間チェック)
方策(14)学びのキラリ賞(学期毎に目標を達成した個人及びクラスを表彰)
方策(15)学びの二者面談(必要に応じて個別指導)
新【4】プラスα学力向上推進研究の充実
(1)やらされる研究ではなく、各自が「やってよかった!指導力が向上した!等々」、
達成感の持てる研究にする。(確かな理解→実践→修正→深化)
(2)他校から参加する先生方の視点を持ち、参加者が「なるほど!来てよかった!
等々」納得感を持ってもらえる研究にする。(わかりやすい理論と実践の発表)
新【5】プラスα タブレット授業及びオンライン授業の準備及び実践
(1)組織 仮称:「タブレット授業等実施委員会」
委員長:教頭 副委員長:教務
委員:各学年情報担当
(2)今後の見通し
・職員研修の実施(校内指導者、外部指導者)