校長挨拶

 

『自学・親愛・鍛錬』

  “積小為大”を実践する生徒を育てます。

 

     このたび、校長として着任いたしました 中三川 真弓 です。

     創立43年を迎えたこの前川中学校の歴史と伝統を受け継ぎ、生徒たちを、教職員たちを大切にする

    学校経営に尽力いたします。

 

   将来の変化を予測することが困難な時代を前に、現在と未来に向けて自らの人生をどのように切り

ていくのか、が問われています。何を準備しなければならないのか、どう生き抜いていくのか…

 確かに深刻な問題です。

  でも、子供たちの未来は、決して暗いものではありません。変化におののくのではなく、そんな変化

 に自分なりに対応できる力、困難には工夫して切り抜ける力、人と協力して一人では解決できない課題

 に立ち向かう力、これらを身に付けた将来には、「あたりまえの幸せ」が待っています。

 

 中学校段階は、そんな「力」を、少しでも多く積み上げるとき、ともいえます。

 

 積小為大。

 小さなことを積み上げていけば、やがて大きな力になります。

 まず自分から挨拶をする、家庭学習はたとえ短い時間でも毎日やり抜く、家庭でのお手伝いは毎日必ず

 何かやる、何でも初めは「小さな力」でも、積み上げることで「大きな力」になるのです。

 

 前川中学校は、そんな力を育む学校です。

 我々教職員一同、生徒の「小さな力」をたくさん見出し、生徒一人一人の可能性を広げる教育を展開して

 まいります。

 

 保護者の皆様、そして地域の皆様、これまでと同様、どうかお力をお貸しください。

 皆様と共にある前川中学校、令和6年度のスタートです。