「アナログのよさ」
様々な学習でタブレットが大活躍ですが、アナログでの学習も捨てたものではなく、手を使って実物を動かしながら集中して学習する様子は、直接脳へ刺激が行くように感じます。
5年生の算数では、「いろいろな三角形の3つの角の和を調べよう」という、学習に取り組みました。
この学習ですが、タブレットなどでデジタル資料を活用すると、あっという間に説明してくれるのですが、それでは理解が深まりません。
子供たちは、実際の三角形の3つの角をはさみで切り分けて、合計の角度が何度になるのかを調べました。実際にやってみてみることで、子供たちの納得感が違いました。


教室の座席のは、通常ですと黒板に向かって映画館のように縦横がそろっている漢字ですが、授業の内容によってさまざまに変化させています。
例えば、道徳の学習では、黒板に向かってカタカナの「コ」の字型に座席を移動して学習しています。
この学習隊形は、先生と子供たち、子供たち同士の双方向のコミュニケーションが取
りやすくなります。子供たち全員の表情が見えやすく、先生が全体の状況を把握しやすくもなります。。

道徳や国語の時間の発表、質疑応答、全体でのディスカッション、役割演技(ロールプレイ)などに適しています。
2年生は、この学習隊形で道徳の学習に取り組んでいました。学習のめあては「きまりとは何かを考える」です。
もしかしたら、保護者の皆さんもこのお話で学習したかもしれません。それは、「黄色いいベンチ」というおはなしです。
学校生活の中での、あるあるの内容なので、子供たちの発言もたくさんありました。子供たちなりによく考えています。子供たちも、社会に生きる一人の生活者ですからね。