新型コロナウイルスの感染予防のため、日本中で3月より小・中学校が臨時休業に入りました。
そして、残念ながら児童・生徒の命を守るために、三郷市では卒業式の中止を決定しました。
しかし、市内の学校で、何とか卒業証書だけは渡してあげたいと何度も議論を重ねてきました。
そして、本来は卒業証書授与式を行うはずであった本日、6年生に卒業証書を渡しました。
パンデミックと言われる緊急事態の中、卒業証書授与式は中止となったため、例年のような授与はできませんでした。
しかし、「密集しない」「短時間とする」などの制限の中、どうしたら安全にそして、心を込めて証書を渡せるか新和小学校は全力で考え準備しました。
証書を受け取ったあと、すでに用意されていた記念品等は風通しの良い外で渡しました。
登校する人数が少なくても安全を確保するため、職員が地域の見守りをしました。
それに応え、6年生は立派に卒業証書を受け取りました。
ただ、受け取っただけではありません。
証書をもらえたことに感謝をし、校長を始めとする職員全員に感謝の気持ちを伝えて旅立っていきました。
本当に立派な卒業生です。
新和小学校の自慢の6年生です。
これから先の人生で様々な逆境に立たされることがあると思いますが、この卒業生ならきっと乗り越えて成功を手に入れてくれるだろうと、今日の姿から感じることができました。
卒業生の皆さん、いつまでもお元気で。
そして、夢に向かって走り続けてください。
今日まで、暖かくお子様を見守ってくださった保護者の皆様、新和小学校の教育活動へのご理解、ご協力ありがとうございました。